この日は夕方に中学の同級生に会うんですが、それまで全くのノープラン。どこぞの展望台にでも行けば、そこへ行くことも眺めも北海道を満喫できるんですが、天気がねぇ・・・。物見遊山不得手の弱点が露見して、しばし悶々としながら走ってました。お、海が見えてきた・・・

　同級生との合流は標茶で１７時。仕事終わってからです。そりゃそうだ、平日だもの。彼はその後も1件予定が入ってるとか。忙しい身なのにまったくこののー天気は！なので牧草地帯の続く丘陵を、景色の良いとこ見つけちゃ４号の写真撮りながらのんびり走ります。天気が・・・おしい！

　それでも早く着いてしまったので、標茶界隈をうろついてコープのPでしばし車内整理。すんげぇことになってましたから丁度良い時間調整でした。

さすがに重い！
　「終わったよ！」と連絡が入ったのでお迎えです。「オレ100キロだけど乗っても大丈夫？」。そうでした。同級生のRちゃんは100Kgの巨漢で獣医の貫禄たっぷり！元々前輪ショックのヘタりでやや右が沈んで私が乗ってもうチョイ沈んで、が見事に左に沈みます(笑)。予定してた喫茶店は5時で閉店。こっちは早いですね。そこで景色の良いところへ、と多和平（たわだいら)牧場の展望台へ向かいます。標茶の丘陵地帯を走るんですが、さすがにこれじゃ加速も良いわけない！でもエンジンは快調！ブンブン回して登りきりました。

多和平牧場展望台

　内地モンが一番見たい景色がそこにあります。開陽台も有名ですがここは360度地平線の見える大パノラマ！でも風も強くてこの格好じゃさすがに寒い！それでも久しぶりの再開に話に花咲かせてました。チョイ震えながら(笑） ちなみに今や巨漢の彼も中学時代はスマートでイケメン。めっちゃモテましたねぇ、その頃は(笑）。いつの同窓会だったか、誰も彼と気付かず「部屋違いますよ」って声かけちゃったことも。オレが細く見えるでしょ！

　しばらく話し込んでましたが、涼しいのが好きな私もさすがにここらが限界。温かいものいただきにレストハウスへ移動です。が、もう閉店間近。「じゃ、片付け済む間だけ」とお願いしたら「すぐ片付かないからゆっくりどうぞって！」って。ありがたい、これで少しは暖まれます。Rちゃんコーヒーご馳走してくれて帰り際店のお手製パンまで持たせてくれました。手ぶらで来たのに恐縮です。この後Rちゃんの次の予定地まで送ることにして弟子屈方面へ。彼がお世話になってる農家に、仕事の一区切りのバーベキューにお呼ばれだとか。食ってけ飲んでけと私も呼ばれちゃいましたが、これから阿寒経由で帯広まで戻るんで、Nを囲んでしばし車話だけで失礼しました。

チビ助がんばれ〜！
　どんどん日も暮れて真っ暗な摩周国道(R391)を北上。弟子屈からは阿寒横断道路(R241)で阿寒湖を目指します。この横断道路は弟子屈過ぎて少し走ると、一気に高度を上げてゆきます。前回も走ったコースながらNの非力を痛感。寒いからヒーターレバー押し込んでますが、足元の熱いこと！やがて4速ではアップアップになって3速に落としますが、なんだか怖いんでゆっくり登ります。チビ助がんばれ〜！

とにかく西へ帯広へ
　阿寒湖からは足寄を目指します。足寄からは高速も使えるしね。と、快調に暗闇を走ってる時でした。突如マフラーから爆音が！ここんところちょっと音が大きくなっていたんで、気にはしてたんですが・・・。亀裂でも入ったか？ついにパンクしたようです。こうなると落ち着きません。整備不良！なんてことになったら一大事！。帰れなくなっちゃいます。と言っても原生林を駆け抜けるんですから、お構いなしに踏み込みます。エンジンも快調！だからよけい・・・うるさい！(笑） さすがに街中では速度も落としぃの踏み込みも最低限に。でもどういうわけか、警察の前の信号はいつも赤で引っかかっるんでキモ冷やしました。帯広のホテルは当たりつけてたんですが、長流枝（おさるし）PAで一休みしてるうちに眠くなって、チョイ寝のつもりがどんどん眠くなって・・・