東北・北海道ツーリング&ミーティング2016/自宅~仙台~フェリー
9月13日(火) 仙台へ

また雨の出発、ながら・・・
 10時半前、前回に引き続き雨の出発です。また雨かいな・・・。でも今回は根拠ある自身に満ち満ちています。西方行脚2016から戻ってすぐにキャブ直してもらって、あ、これがお笑いだったんですが、フロートを天地逆に組み付けていて今井会長にしっかり笑われました。その後ヘタり切ってたOリングも、Nと共通と気付いて交換できたのでガソリン漏れもシャットアウト!完璧なCVキャブになりました。マフラーも破れたところと負荷がかかって危なそうなところに鉄板巻いて溶接してもらったんで、こんなに静かだったっけ?というくらい静かなGLになりました。ま、踏み込むと良い音しますけどね(笑)。他にも、懸案だったヒータコック問題は、ワンダーシビックのコックは径が違うんだけど、チョイと一工夫でエンジンとヒーターの間に挟んでお湯止めたし、フューエルメーターの針が半分までしか上がらなくなったのも、今一度タンク外して接触不良解消でクリア。次々に問題やっつけて万全の体制を手に入れていたんです。ところがまだあったんです。




神がかりPartⅢ・Ⅰ
 チョイと遡りますが、8日に工場行った帰りの外環、左後輪から石挟んだにしては大きな音が聞こえてたんです。それが「カン」とも「パン」とも何とも言えない音とともに消えたんです。取れたか、とそのまま走り続け無事帰宅。そう、今にして思えば「無事」に、です。そして11日、川越のミーティングに顔出して午後から4号の板金!と走り出してすぐでした。前にも増して大きな音が左後輪から聞こえてきます。こりゃ釘でも踏んでたか?と止めて左後輪を触ると・・・穴!?それもかなりでかい穴の感触です。え?と思ってのぞき込んで唖然。完全にバーストしかけてゴムがなくなってます。

         

 これで8日に外環走ってきたってか?あの時の音はここのゴムが飛んだ音かいな?!急ぎ家に戻りスペアタイヤに換えて川越目指しました。しかしこの場合、普通ならまずショップ行って全輪交換でしょう。でも川越行ってから、と悠然と構えてましたもんね。他のタイヤだっていつ何時、だったのにね。でもね、これなんです。そう、これ。これを神がかりと言わずして何と言いましょう?だってこれが出発後、それも高速走行中だったら、と想像してみてください。あの世行ってたかもしれません。自分には万全の体制に見えても、見えないエラーがまだちゃんとあって、それを出発2日前にあぶりだしてくれたんです!これでもう北海道走破も確信しました。ま、それはまだちょっと早過ぎましたけどね(苦笑)。ええ、まだもうちょいとありまして・・・




神がかりPartⅢ・Ⅱ



 川越には外環→関越が良さ気。でもさすがに速度はいつもよりさらに控えめでしたからなんか・・・遠い(笑)。着いてみたらバザー(?)だかなんだかでPは大混雑。なので近くには止められても一群にはなってませんでした。それを一般車が出るたび移動してこんな感じに。しばしまったりと過ごし、本来ならとっとと帰ってタイヤ手配しなきゃなのに試乗会までやって・・・。この後のドタバタ知らないからいい気なもんです。



 で、14時頃工場に戻って早速タイヤの手配、なんですが、工場出入りの業者は休みだし、近くのオートバックスはそこにも他の店舗にも在庫なし。ヤバイかも・・・。さっきまでの自信が揺らぎ始めます。ネットで調べたらタイヤ館が割と近くにあるんで問い合わせてみるとやはり在庫ナシ。シビック用の155R12なんてもうほとんど作られてないそうです。でもそこはネットワークの威力。タイヤ館のお兄ちゃんあちこち探してくれて調布ならあるって教えてくれました。やった!これでクリア!行けます!神がかりを感じた通りになりました!もう今日の予定作業は中止!さっそく調布に向かいました。そのタイヤのままじゃ危ないんじゃ・・・と言う声を聞き流し・・・。



 もちろん無事タイヤ館調布店に到着しましたよ。ま、内心冷や冷やで走ってましたけど(笑)。行く前に初代シビックと伝えていたので、以前ホンダの古いのを整備していたというクルーが楽しみに待っていてくれました。こういうめぐりあわせもありがたいです。さぁ、車を預けたらもう安心。今度こそ膿を出し切れます!スマホの万歩計見ながらチョイと歩きましょう。



 それにしても・・・何度考えてもどう考えてもすごい!2日前ですぜ!ですから店を出るときには「行ってこい!」と神様に肩をたたかれる、なんてモンじゃない!スパナ持った宗一郎さんに「バカヤロー、行ってきやがれ!」と蹴とばされた気分でした。



 そんなわけで当日を自信満々で迎えられたといった次第。ありゃ、気が付かなかったけどホィールもリングも磨いてくれてたんですね。商売とは言えありがたい事です。益々気分は上々な分余計に雨が鬱陶しい・・・



 今日は夕方までに仙台に着けばいいので時間的にも余裕です。パートに行くカミさん駅まで送って10時半発、ですもんね。ただクーラー無しのつらさ。窓が曇るのには閉口しましたね。それも高速に入ったあたりから風が通るからでしょうね、窓の曇りもすっかりなくなって順調に北上。



 上河内SAで餃子ランチいただきましたが、SAで600円ならまじめなお味でよろしいかと。天気は相変わらず降ったり止んだりの繰り返し。90キロ超えるとエンジン音がうなるように感じるのでタコメーター3500とスピードメーター90キロ未満で走るとなかなかよい感じ。でもリッター13程度かい(苦笑)。







杜の都仙台でC601
 今日最初のターゲットは仙台市西公園のC601。と言っても、実際は仙台市民会館のすぐ隣に置かれてますから、西公園で検索したのでは明後日のほうへ連れてかれちゃいます。ナビは市民会館が正解、なんてだいぶこの道具に慣れてきたかな?もちろんスマホ見ながらは走れませんが、ストリートビューでも見た記憶ですんなり到着。残念ながら周囲が工事中で近づけませんでしたが、お~、これですか!引きも取れて写真撮るには十分。

 C60はお初ですがこりゃまた好ましいスタイル。コンディションも上々。やっぱ横から見るとC59同様あのキャブのデザインが秀逸!

      

 これがC61とコンビで東北、常磐を走ったのかと思うと、リアルタイムで見られなかったことが改めて悔やまれます。C60よかです!




 それにしても5号を停めたP周辺のこの道。なんという広さ!真ん中は遊歩道ですぜ!そしてこの豊かな緑!これぞ正に杜の都!実にすばらしい!



 と、そこまでは良かったんですが、その後がトンマでした。スマホナビの設定が悪いのかなかなか港に着きません。下道で行けるのに高速入ったまでは良いとして、反対方向行ったり・・・。やっぱまだまだ不慣れ。いま少しこの道具になれなきゃいけませんな。その後は順調に走って仙台FT到着。ここからは太平洋フェリーで、今回は「きそ」だそうです。



 乗船手続き済んだら待機場で車内整理しときましょう。何せ雨のなか、それもけっこうな降りの中での積み込みだったし、途中の休憩でもすっきり止んでくれなくて積んだまんま。時間もあるんだし、小ざっぱりしてから乗り込みたいですからね。それにしてもこの航路、繁盛してるんでしょうね。トレーラーが次々積み込まれてゆきます。お、そろそろこちらも乗船のようです。

       

 部屋は今回ももちろん個室です。この航路の一等インサイドは窓がありませんが、トイレ&シャワー付ってぇのが嬉しいです。しかもハイシーズンじゃないから2人部屋でも一人分で使えます。差額もさほどじゃありませんから断然こっちです。


 
 今回は思うところあって楽器も積んでます。と言うのも、「時間が無くてできなかった」と言う言い訳ができなくなった今、ウォーキングにしろ筋トレにしろこういうお稽古事にしろとにかくやること、そして何より継続が大事。そう考えてるもんで。個室なんで大きな音出さない限り練習できます。

        

 なんですが、乗り込んだら風呂より練習よりまずは晩飯!出航する前にレストランへ、がお約束です。遅く行ったからっておかずがなくなるなんてことは無いんですが、落ち着いてゆっくりいただくにはやはりこのほうが。ちなみに私のすぐ隣のテーブルはどうやら中国人。ガキ共が騒いでたので「静かにしろ!ここは日本だ!」と日本語でどやしつけてやったら静かになりました。まぁ、この親子連れはましな方だけど、日本に来る中国人は富裕層なんじゃないの?金は持っててもマナーは持ち合わせがねぇってか?



 この航路は大洗発の船より明らかに食事が良いです。種類が多いし何と言っても仙台牛のステーキが食い放題なのが嬉しいです。ただ焼き置きなのがちょっと・・・。2013年に乗ったいしかり丸にはステーキ専用ブースがあって焼きたてが食えたんですけどね。あ、それでもお味はもちろんGoodです!



 しかし・・・いくらバイキングだからって何枚食ったことか。カレーにものっけちゃう!ここんとこ年のせいと節制のタマモノで小食になってましたからね。こんなに大食いしたの久しぶりです。まだこれだけ食える!ってぇのも嬉しかったですねぇ。ですが部屋戻ったらもう何もできません。練習?風呂?んなの明日!と、ベッドに横になったら「はくかも・・」と思いつつ夢の中へ・・・

 

9月14日へ

戻る