西方行脚・リベンジ!/〜佐伯〜宿毛フェリー〜宿毛〜高知
10月7日(土) おバカな仲間が待っている!

神々しい高千穂の朝

 今日は佐伯港12時のフェリーに間に合えば良いので割と余裕です。ま、そのために熊本泊じゃなくて高千穂まで駒を進めたんですけどね。しかし少々バテ気味か?ゆんべの熊本城→高千穂はハードでしたからねぇ(苦笑)。

 カーテン開けたらあたりは朝霧に覆われています。いつもなら「あ、ガスってら」だけですが、ここが高千穂と言うだけでなんとも神々しい眺めになるから不思議です。神様が天から降りて来たとこなんですよね?じゃ・・・やっぱり宇宙人?おっと、野暮は言いっこなし!神様で良いの!(笑) さ、今日もあまり歩けそうにないので、朝飯食って朝靄ウォーキングへまいりましょう!

 4月に乗った「あまてらす鉄道」は始まってないみたい。今日もいっぱい乗ってくれるといいですよね。しかし、やっぱ山の中ですから、アップダウン結構きついです。良い汗かかせてくれましたわ。で、今日も1万歩達成!

        

 余裕なんて言ってたら、予定30分遅れの出発になってしまいました。これが後で効いてきてしまう、とはつゆ知らず。

 

 

4月の撮りこぼし
 ホテル出たら、まずは佐伯とは反対方向の「トンネルの駅」へ。4月にそこの48647撮り損ねて、いや、正確にはコロっと忘れて熊本へ抜けちゃったもんですから。それ撮るために高千穂経由にしたのに(苦笑)。ですから今回のリベンジではこれもリベンジなんです。それがこちら!

 ほぼ九州一筋のカマで、最後は人吉でした。松浦線あたりが長かったようで、お召しも牽いてますから調子も良かったんでしょう。

 ちなみにここ、高森線と繋がるはずだった線路上(?)です。なのでパッと見単機回送、に見えなくもない、かな?(笑) コンディションは、縞模様を除けば露天ながらまずまずかと。簡単には近づけないから欠品も無さそうです。

 ツーショット撮ったら佐伯に向かいます。

 

 

アホな思い込み
 日之影あたりで一気に山降りて、今回も旧高千穂線に沿って走るんですが、とんでもないことに気付きました。頭の中で佐伯と延岡がごっちゃになってます。目的地は佐伯港であって、延岡じゃありません!佐伯にはさらに1時間はかかるというのに。やばい!もう寄り道どこじゃありません!

 当然日之影温泉は通過ぁ!でも「第三五ヶ瀬川橋梁」はチョイ寄り。かつてC12を撮った旧槙峰駅のアーチ橋も、チョイ悩んでやっぱチョイ寄り。当時はもっと下流から撮ったなぁ・・・、なんて言ってる場合じゃありません!

 もちろん県道237はガラガラで実に気持ちよく走れますが、ホントはのんびり走ってみたい・・・なんて言ってる場合か!(笑) どこかで崖よじ登って上のR218に合流したい!んですがそんな標識出てこないし。それでも向こうがだいぶ高度下げてきた北方ICだったかで合流。高速にも入れました。でもここでもまた気遣いを。だって片側1車線ですから。こっちは70〜Max80Km/hですから。それ以上は出せてもイヤですもんね。なのでごめんなさい!の気持ちを込めて譲り合い区間を待ちます。それでも佐伯港には35分前に着いたので、乗船手続きも楽勝で間に合いました。

 

 

あわや昼飯抜き!?
 ところが乗船客が意外に多くて、手続き済んだのが出航20分前。実はここで昼飯済ませる予定だった、いや、正確に書くと、11時に着いて市場の食堂で海鮮丼、の予定だったんです。ところがつまらぬ勘違いで間に合わなくなり、フェリー乗り場の食堂で、と思ったらもそれすら微妙。だってぇ、そこそこ混んでるしぃ、なんかのんびりしててぇ・・・間に合う気がしません!

        

 もはやこれまで、と昼飯抜き覚悟して車持ってったら、誘導係りの方が「あっちの市場でいろいろ食えるよ」と教えてくれて。でもなんだか間に合う気がしません。そこでまずはNくんをフェリーに乗っけて、市場へダッシュ! 

 すっ飛んで行って見ると・・・なるほど!土産の鮮魚や干物の他に、にぎりやチラシに巻物等々いっぱい売ってます。でも吟味してる間は無いので、パッと見と直感で「ごまだれちらし」と「アジのお寿司」をゲット。後はもう一目散で船に飛んで帰ってセーフ!諦めていた昼飯にありつけました。

 で、どうせ食うなら海を眺めながら、と甲板へ。去り行く九州と、ひょっとするとこいつらの故郷かも?の佐伯湾を愛でつつの昼飯になりました。ええ、大変おいしゅうございました。

 食後は船内に戻りひと眠り。なんですが、豊後水道はチョト波高し。もちろん「食うなら吐くな、吐くなら食うな」で乗り切りました。

 

 

1人じゃないもん!
 元々が4月に行きそこなった追試のような本ツアー。日程もコンパクトにして、仲間との遭遇チャンスも最小限にまとめてました。一応告知めいたこともしましたが、児島で雪風さんとランチできればそれで良し!でした。

 ところが、いるんです、世の中には。お・バ・カ な夫婦が!四国へ旅行するんで合流しましょ!と嬉しいお申し出!正直言って自信満々の単独行じゃありません。心細くないと言えば大ウソつきのコンコンチキ!こんなウレシイお申し出はありませんよ!まぁ、そのおバカさんの車も健康に若干の不安抱えてるんで、同じ病室で元気になっちゃった!の感じで(笑)。 

 どこで合流かは決めてなかったんですが、足摺経由で宿毛港まで来てくれたんで、ここはからは2機編隊です。もとい!病気抱えた年寄りの2機変態!(笑) 合流後はR56をひた走り高知へ向かいます。

 途中道の駅「ビオスおおがた」で一休み。「かわいい!」と言ってくれる奥さんを運転席に座らせてあげたら興味津々。ウチの奥様とはえらい違いです。さて、今宵の宴も気になるんでそろそろまいりましょうかね。

 再びR56をひた走ります。海沿いを走るイメージですが、ここも期待するほど海は見えません。なのでこんな景色に出くわすとついシャッター押しちゃいます。あ、もちろん適当にカメラ向けてのダメ元撮りです。

 しかし不思議ですよね。只一緒に走ってるだけなのに、それぞれが違う箱の中にいるだけなのに、一緒にいる気がするんですから。やっぱ、先行車は後続車を、後続車は先行車をいつもお互いに意識して、相手の姿確かめ合ってるからですかね?だから止めらんねぇ!

 元々は、後続の迷惑考えて高知までずっと下道だったんですが、思ってたより時間かかりそうで・・・これじゃ宴が遅れる!そしたらBlue ShadowSさんが「後ろは固めます!」と言ってくれて。今日の佐伯までの走りも別に迷惑かけたわけじゃないし・・・。なので四万十町中央ICから高知自動車道乗っちゃいました。もちろん法定速度遵守の、まぁ、どっちかってぇと迷惑走りで(笑)。後は土佐PAでトイレ休憩しただけでひたすら宴会場、じゃなくて高知へ!ホテルは別なんで、汗流したら「ひろめ市場」で合流、としました。

 

 

土曜は無理よん!の「ひろめ市場」
 星の数ほどありそうな高知の飲み屋の中にあって、観光客にも知名度No1と言えば「ひろめ市場」でしょう。4月に来たときは、なすすべなく逃げ帰ったこともあるんで、1人じゃない今回はゼヒ!と思ってました。しかし曜日が悪かった!二人と合流したものの、土曜の夜に空いてる席なんざあるわきゃない!一応3人でぐるりと回りましたが、やはり無駄でした。ちょっと詰めて・・・なんて隙間もありません。またしてもここにフラれちゃいました。さて、どこ行きましょ。どこ行っても混んでそうだし。と、そんな中奥さんがチェックしてた店に電話入れたら意外にも席確保できちゃいました。土曜の夜なのに!ん?それって人気ないから?ちょと不安。でもオススメの店に出てくるんだから、ま、期待して行ってみましょう!

 

 

ウツボ!
 高知と言えばカツオのたたき、なんですが、実はウツボも大変人気があります。我千葉県でも南房総で食えるけど食ってないし、4月に食いそこなったし・・・。なので今回は何が何でも食う!と決めてました。で、奥さんが抑えてくれた店が「たたき亭」。ウツボ検索で見つけてますから期待大です。

 ウツボメインながら、まずはカツオの塩たたきとウツボのからあげ。初体験&念願のウツボは実に美味!あのグロテスクな姿とリンクしません!塩たたきも初体験でこれもまた旨し!帰ったら是非トライしたいと思いました。

 続いてウツボのたたきと、カツオのたたきは鉄板のたれで。もちろんどちらも美味!カツオのたたきと言えばタレが一般的なようですが、鮮度の良いものなら塩で食うのが「ツウ」だとか。んじゃ、東京圏じゃ無理かな?

 そしてウツボの刺身。きれいな透き通った白身でこれまた旨し!ウツボ三種はいずれも美味でした!実際の話、東京圏ではカツオはいくらでも食えますがウツボは無理ですもの。地元千葉ったって南房総まで行かなきゃですもの。Blue Shadow 夫妻ともゆっくり話せたし。実に有意義なおいしい楽しい宴となりました。今宵のお宿「高知会館」まではチト遠いですが、歩数稼ぎには打って付け。賑やかな夜の高知をのんびりぶらぶら。なんだか・・・もう1軒いっちゃおかな?なんて気分でした。

 

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